夕方に石川町の安宿にチェックイン後、とりあえず2段ベッドの下側でちょっと横になったら寝てしまいまして…
ふと気が付いたらすでに夜でした…おいっ!(汗)
どうやらすでに、上のベッドには国籍不明な誰かが眠っているようなので(笑)「そ~っと」部屋を出まして、安宿から程近い横浜中華街へ。
全く下調べが出来ていない状態で夜遅くに「一人で食べ歩ける」程ぱっと見の横浜中華街はフレンドリーではありませんで…赤ちょうちん的な飲み屋を探すにも無理がありまして…結局、高級商店街「元町」を不本意ながら歩いた先の「関内」駅付近でラーメンを食べる事に。毎度毎度の「超らーめんナビ」で付近を検索すると…おっ!「太源」というお店が「カレーラーメン」を出しているとな。カレーラーメンって時折耳にはするものの、未だ食べた事がないのでこれは楽しみです。
店の前に到着しますと、いわゆる街中に良くあるタイプの古くからやっているラーメン屋ってな感じですね。それにしても屋号の上に「ラーメン&カレー」とあるあたり、「カレーラーメン」に対する期待がさらに高まります。
両開きの扉をガラガラっと開けまして、L字型のカウンター席の隅っこへ。迷うことなくカレーラーメンを注文しますと、麺の固さを聞かれました。固さ普通でお願いしましたが、この店構えで麺の固さを聞かれるとは思ってもいなかったのでちとビックリです。小さなお店なので、カウンター席の前には調理場が広がってまして、調理工程を見物です。最初にカレーを「タレ」のようにドンブリの中へ投入しまして、続いてスープと麺を投入。具材を載せ終わったあとに再度カレーを掛けまして…「はい!カレーラーメンお待ちどおさまっ!」
日本の国民食ともいうべきカレーとラーメンが融合した一杯が目の前に鎮座してますな。それではスープ?ルー?から頂きま~す!
おおっ!?こいつは旨いですよっ!(喜)
見た目は家庭的な甘口カレーっぽい色合いですが、これがなかなかどうして結構スパイシー。これを書きながら比較の意味も込めて「カレーうどんのつゆ」を思い浮かべてみようとしてみたものの…良く考えたら「カレーうどんのつゆ」だけを飲んだ経験が無いので…潔く麺へ行きます(笑)
麺は中庸な太さと呼びたくなる中細というか中太の軽い縮れ麺。間違いなくスープの絡みが良好というか、スープ側の喰い付きが良いというか何と言うか。具は輪切りのネギにメンマにチャーシューですが味わい的には「カレー」が支配的な存在なので、輪切りのネギのような食感的に異なる何かを入れないと「箸休め」にはならなそうな感じですね。…とは言うものの、箸休め自体が必要になる場面自体が無く(爆)スープも含め完食です。
いやぁ…これは「カレーラーメン」というものが「ゲテモノ」ではない事を証明する一杯だと思います。
それから何故かは分かりませんが「カレーうどん」のように「はねっ返り」を全く気にせずにズルズル頂きましたが…特段、服の汚れは無かったように感じました。ここいら辺は結構重要かなぁ。
とにかく旨かったので、是非もう一度頂きたいと思います。「関内」へ行く機会はいくらでもあると思いますので宜しくお願いします。ご馳走様でしたっ!